こんにちは。先日、月に一度の病院に行ってきました。
年末年始明けなので、HbA1cの値は絶対高くなっていると思っていました。
かなり高血糖続きでした( *´艸`)
HbA1cって何?という方は、まずこちらをどうぞ!
先月は7.3%でした。
8ヶ月でHbA1cを0.8%下げることに成功
結果は、7.0%でした。まだまだ高い数値ですが、私にとっては大きな成果です。
8ヶ月間の数値の経過をお見せします。結婚し、新生活が始まってからの記録です。
日付 | HbA1c | できごと | 体調・食事 | 最大血糖値(mg/dl) |
2015年 | ||||
5月 | 7.8% | 結婚・引っ越し | 白米150g | ー |
6月 | 7.8% | 転院・教育入院 | ー | |
7月 | 7.5% | バイト開始 | 293 | |
8月 | 7.6% | 白滝ごはん150g | 403 | |
9月 | 7.7% | 白米100g | 384 | |
10月 | 7.3% | 340 | ||
11月 | 7.2% | カーボカウント強化 | 354 | |
12月 | 7.3% | ヒューマログ増量 | 436 | |
2016年 | ||||
1月 | 7.0% | 納豆・たまご食開始 | ー |
HbA1cが高くても焦らないこと
HbA1cが高いと、落ち込みますよね。思い当たる節があったり、なかったり。次の検査までには少しでも下げて、安心したい。私もそうです。今でもそうです。一喜一憂してしまいます。
ところが、主治医の言葉ですがHbA1cは月に0.1%づつ下げていくのが良いそうです。
短期間で数値を下げようとすると、血管に負担がかかるそうです。ただでさえ血管を傷つけている病気ですから、長期的に考えたほうが良いと思います。
HbA1cが下がって変わったこと
低血糖症状を感じる数値が低くなった
7%後半の頃は、80~100mg/dlで低いと感じていました。しかし、この程度の数値はそもそも低血糖ではありません。
むしろ正常値の領域で低血糖症状を感じていました。
血糖値の正常値は75~109mg/dl
低血糖は60mg/dl以下
HbA1cが落ち着いてからは、70~60mg/dl以下で低血糖を自覚するようになりました。
低血糖症状の感じ方は人それぞれですが、私はそんな感じです。
低血糖時でも追加打ちをする
低血糖になると、普段控えている甘いものが食べられるチャンスだから嬉しい♪と感じている糖尿病さんは私だけでしょうか?ついつい、何も考えずにとりあえず家の中にある甘いものやスイーツを買い食いして食べていました。追加打ちもせずに。でも、低血糖時に摂った糖質が多すぎると、当然数時間後には高血糖が待っています。。。カステラやパウンドケーキなどの粉もの(炭水化物が多いもの)は要注意。もし低血糖の時にそれらしかなかった場合は、現在の低血糖が落ち着くのを待ち、その後やってくる血糖値の上昇に備えてインスリンを追加打ちしています。
低血糖時に捕食してさらにインスリンを打つのは変な感じがしますが、必要量以上の糖質を摂った場合、必ず血糖値は上がってくるのです。そして私の体(1型糖尿病)は、インスリンを分泌することが出来ないので、外から注射をします。
今まで→焼き菓子、和菓子など種類問わず甘いものをひとつ食べる→低血糖だったから余裕っしょ→高血糖になる→注射→また低血糖
最近は→飴玉、チョコレート、ビスケットなどをつまんで、15分から30分様子を見る→血糖値が上がらなかったら更に捕食→糖質オーバーになりそうだったら追加打ち
など、低血糖時の対処法まで変わりました。低血糖よりも高血糖が怖くなったんです。
HbA1cを下げるためにしたこと
基本は普段の血糖値を下げる
当たり前のことですよね。ただ、自己血糖測定でわかるのはあくまで瞬間値。いま、食前血糖値が80mg/dlだとしても、数時間前は200、300mg/dlを超えていたかもしれません。理想は血管に負担がかかるという180mg/dlを超えないこと、です。低血糖が多ければ良いわけではなくて、血糖値の上下の幅が小さい方が体への負担が少なくなります。
食後に運動してみた
食後の血糖値上昇を防ぐために、時々は散歩に出かけたり、室内でストレッチや家事をして、できるだけ動いてみました。
カーボカウントや追加打ちがキモ
7%後半の頃は、200mg/dl越えなんてザラでした。一日中200台の日もありました。やはり、カーボカウントやインスリンの追加打ちが重要になってきます。私は普通の人と同じ正常値を目指し、こまめに測定や追加インスリンを打つようにしました。
とにかく記録してみた
私は自己管理ノートに、血糖値、インスリン量、食事内容、時間、行動、体調を記録しています。自分の行動パターンや食事、外食の記録をしておくと、似た状況になった時にとても参考になります。同じ行動をしても、変動してしまうこともあるのが不思議です(;´・ω・)
未来の血糖値を予測してみた
これから運動する予定がある、長時間作業するから、下がっていくかも。今のうちに捕食しておこう。さっきまで低血糖だったけど、菓子パン食べたから追加打ちしておこう。今日は家でゴロゴロしたい。朝方は高くなりやすいから(=暁現象)単位を増やそう、など、これからの血糖値をイメージして注射や捕食をするようにしました。
食後の血糖値を上げない食事を摂る
高血糖の原因は糖質量が多すぎる、またはGI値の高い食品のせいなので、低糖質食品を摂る、野菜から食べる、など小さい努力をしています。
私は納豆&たまご食にしたら、血糖値が安定しました。
頑張りすぎない
頑張りすぎると、ストレスになります。血糖値が高くてストレス。ストレスホルモンで血糖値上昇。高くてまたストレス。この負のループにならないように、頑張りすぎないようにしました。やけ食いなども怖いので、HbA1cが高い時でも、時には食べたいものを食べます。
長いスパンで考える
冒頭で述べたように、HbA1cを下げていくのはゆっくりでいいと思います。精神的にも身体的にも。私もようやく下がってきて、浮かれてこんな記事を書いていますが、血糖コントロールには必ず良い時期と悪い時期がやってきます。20年間、その繰り返しでした。そしてこれからもそうでしょう。努力をしてもうまくいかない時期がやってくると思っています。合併症の恐怖も含めて。ただ、今の自分に出来ることを続けていくことが大切だと思います。未来の自分のために、少しでも時間を残していけるように。糖尿病とのお付き合いは、ずっと続いていきます。焦らず、長いスパンで考えると糖尿病生活も苦にならないのでは、と思います。
以上、最近のHbA1cについてでした。
今日も血糖コントロールお疲れさまでした。
それでは、また(*‘∀‘)
コメント
グルコレスキューについて調べていたら、こちらにたどり着きました。
Ⅰ型歴がだいたい同じだったので、参考になればと思いまして。
こちら、18歳の時(1994年)に発症なので、23年経ちました。
小さい頃になられて大変でしたよね。
こちらは高3だったので、管理は自分で出来ましたが。
自分の時は、インスリンもペン型でしたし、測定器も今のより採血量が多い程度で、採血もワンタッチ型でしたので、病院の違いなのかなぁ~?なんて思って読ませていただいてました。
(インスリンは、ヒューマログで同じです。コスト面で詰め替えタイプの0.5単位で調整できるのを使ってます。0.5単位のは、微妙な調整が出来るので、5or6単位?という時に、微調整が出来てかなり良いです。0.5ずれるだけで、血糖値が20~30ずれますから、そりゃ上手くコントロールできません。持続のは、今はトレシーバ、ただし、トレシーバは自分も含めて人によってクセがあり、何とも微妙ですw こちらも詰め替えタイプで0.5単位調整のもの。使い捨てと詰め替えだと、コストがかなり違いますからね(笑))
自分も以前はA1cがずっと7.0をやや下回る程度でしたが、ヒューマログが登場してからは6.5程度に下がって、今は低血糖の無自覚になってしまい、低血糖にかなり気づきにくく、その低血糖がA1cを下げてしまっていて、先週のA1cが5.2と低すぎて、もう少し平均値を上げて低血糖を防ぎましょう!となったところです。
採血時の静脈血糖が33と、それでもほとんど自覚症状がなく・・・。指先の採血での値は、54だったのですぐにブドウ糖を補給しての採血だったのですが。
(一度、救急車で運ばれるという死にかけた事もあり、それからはかなり注意してるんですが、起きてる時の普通の低血糖を防ぐのは無自覚ではほぼ無理でして。)
最近、フリースタイルリブレ(常時測定、センサーにピッと当てるだけでリアルタイム測定の機械)が保険適用になったのを知り、今度からそれを使う予定で、扱ってる病院探しをしました。(フリースタイルリブレのサイトから検索)
病院を変えたくない場合は、病院へ催促するのもいいかもしれませんね(笑)
二の腕にずっとパッチ型?のセンサーを取り付けておくので、それがどう日常生活に影響するか?ここの確認だとは思いますが、自己測定が1日4回までのセンサーしか保険適用にならない今の保険制度では、精度の高い血糖値管理は無理です。
同じⅠ型でも無自覚を同じカテゴリーにされては困ります(笑)
(昔は1日6回までOKだったんですかね?知り合いの先生にかかっていて、少し多めに出してもらえていたので、低血糖の頻度も低く抑えられていたんですが。)
ちょっと今ワクワクしてます。劇的な改善が見込めそうでして。
保険適用になって、金額は同じです。
噂では、常時測定のセンサー2個(1ヵ月分)と、指先測定のセンサーが120個もついて、3割負担で4500円と同じ金額のようです。
カーボカウントをやっているのは同じです。
この手法が確立される遥か前から(1996年ぐらいから?)やってます。
だって、表の分類で、ごはんとパンが、同じカテゴリーに入っていて、糖分で計算するのではなく、カロリーで計算するなんて、何ともセンスの悪い指導なんだろうってずっと思っていたからです(笑) あれでやると、ご飯にした時とパンにした時で、血糖値の安定度が全く違いますからね。
あとは、血糖値管理に効果を発揮してるが、スマホのストップウォッチを使ってます。
注射を打つ際に、ストップウォッチで時間を測定するという技です。
低血糖や高血糖になった際に、ヒューマログを打ってから、何分程度経過してるか?
その時間に応じて、今後の動向を推測するためです。
薬の添付文書とか読まれた事ありますか?
あれに、薬ごとの持続効果がグラフ化されているので、とても参考になります。
でもあれも、個人差があり、グラフに示されている効果発現時間よりも、自分の場合は遅いです。
グルコレスキューについて調べていたら、こちらにたどり着きました。
Ⅰ型歴がだいたい同じだったので、参考になればと思いまして。
こちら、18歳の時(1994年)に発症なので、23年経ちました。
自分の時は、インスリンもペン型でしたし、測定器も今のより採血量が多い程度で、採血もワンタッチ型でしたので、病院の違いなのかなぁ~?なんて思って読ませていただいてました。
(インスリンは、ヒューマログで同じです。コスト面で詰め替えタイプの0.5単位で調整できるのを使ってます。持続のは、今はトレシーバ、ただし、トレシーバは自分も含めて人によってクセがあり、何とも微妙ですw こちらも詰め替えタイプで0.5単位調整のもの。使い捨てと詰め替えだと、コストがかなり違いますからね(笑))
自分も以前はA1cがずっと7.0をやや下回る程度でしたが、ヒューマログが登場してからは6.5程度に下がって、今は低血糖の無自覚になってしまい、低血糖にかなり気づきにくく、その低血糖がA1cを下げてしまっていて、先週のA1cが5.2と低すぎて、もう少し平均値を上げて低血糖を防ぎましょう!となったところです。
採血時の静脈血糖が33と、それでもほとんど自覚症状がなく・・・。指先の採血での値は、54だったのですぐにブドウ糖を補給しての採血だったのですが。
最近、フリースタイルリブレ(常時測定、センサーにピッと当てるだけでリアルタイム測定の機械)が保険適用になったのを知り、今度からそれを使う予定で、扱ってる病院探しをしました。(https://www.qlifeweb.jp/fgm/)
病院を変えたくない場合は、病院へ催促するのもいいかもしれませんね(笑)
二の腕にずっとパッチ型?のセンサーを取り付けておくので、それがどう日常生活に影響するか?ここの確認だとは思いますが、自己測定が1日4回までのセンサーしか保険適用にならない今の保険制度では、精度の高い血糖値管理は無理です。
同じⅠ型でも無自覚を同じカテゴリーにされては困ります(笑)
(昔は1日6回までOKだったんですかね?知り合いの先生にかかっていて、少し多めに出してもらえていたので、低血糖の頻度も低く抑えられていたんですが。)
カーボカウントをやっているのは同じです。
この手法が確立される遥か前から(1996年ぐらいから?)やってます。
だって、表の分類で、ごはんとパンが、同じカテゴリーに入っていて、糖分で計算するのではなく、カロリーで計算するなんて、何ともセンスの悪い指導なんだろうってずっと思っていたからです(笑) あれでやると、ご飯にした時とパンにした時で、血糖値の安定度が全く違いますからね。
tatsuya0422@gmail.com
1型の糖尿の情報があまりに少ないので、大変参考になりました。A1cも
少しずつ下げる努力をすれば良いのですね、わたしの担当医はUpするとインスリンをすぐ多くしてくれます。が、上手にコントロールしてもよいのですね。大変参考になりました。嬉しいです。
凄く参考になりました
ありがとうございます
自分もがんばります
とってもためになりました!!白河は雪が降り寒いですよわたしも頑張るね!
のんのんさん、こんにちは(^_^)/
白河は雪ですか!雪かきしていた一年前が懐かしいです。道路にも体調にも気をつけて下さいね。
参考になれて嬉しいです。頑張りましょうね!(*ノ▽ノ)